2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧

本田由紀『教育の職業的意義―若者、学校、社会をつなぐ』(ちくま新書、2009)

本田先生の考えは、去年の7月に日本カリキュラム学会で聞き、非常に感銘を受けた一方、知っていた考え方だったので買うかをためらっていましたが、実業系の高校に就職が決まったので、改めて購入して読み返してみました。 この本では、タイトルにもある「教…

海原悠雲「やる気の育て方―モチベーションを高め持続させる仕組みを作る―」(インフォトップ出版 2009)

見た目はハウツー本の自己啓発書である。教育産業に携わる人間や心理学を専攻されておられる方からすると、邪道でありクソ本とののしられる可能性もある。 しかし、この本に書いてあることは、様々なやる気が起きない人間に対して、モチベーションを高め持続…

 近況報告

ここで近況報告をさせていただきます。 aoimori2010は来年度から、東京都の高等学校の現場で働くことになりました。 ずっとボランティアで中学の現場を経験していたし、特に希望を出していなかったので中学かな、と思っていたので、高等学校から電話が来た時…

3月の打ち合わせ延期について

3月13日(土)に予定していた打ち合わせですが、学部の後期入試があるために入校禁止であることと、人数が集まらない関係で延期します。 詳しくは追って報告しますが、卒業式など様々なイベントが近いですので、3月下旬ごろになるかと思います。よろしくお願…

[鳴戸(有吉派)]・[読書紹介]上野千鶴子・中西正司『当事者主権』、岩波新書(2003)

有吉派に所属する鳴戸と申します。いずれ他の構成員も投稿してくるかと思うが宜しく。 本書は、障がい者として「依存」する立場から、当事者として、介助内容を自ら決め、行政が機能しないばあいは、要求を行なうというパラダイム転換を行なった歴史とその意…

・[DVD園子温「ちゃんと伝える」、「愛のむき出し」]

園子温は、日本では大変優れた映画監督であり、いわゆる「日本映画」を引っ張っていく存在である。 とくに「愛のむき出し」は、最初はコメディーかと思うが、急展開を見せるので心配なく。確かベルリンで映画賞を受賞しているはず。去年みたものの中でも強く…

 生田武志『貧困を考えよう』

岩波ジュニア新書から出されている本です。 この本では、「貧困の具体的実態」、「なぜそれが起こるのかというデータ」、「世界と比べてみた日本の貧困」、「社会構造上の貧困の問題」を具体的に分かりやすく述べています。 中学や高校で、貧困問題を扱わな…

 西川純『実証的教育学研究の技法』(大学教育出版 1999)

こんにちは、吉田です。どうぞ、よろしくおねがいいたします。 この本は、教育学の研究方法をわかりやすく具体的に解説しているものです。著者の専門が理科教育学ということで、事例は理科がほとんどですが、どの分野にも通ずることが書かれています。社会科…

3月の打ち合わせ

3月の研究会の打ち合わせのお知らせです。 日時 3月13日(土)10時〜12時 場所 サンシャイン6階 内容 連絡網の作成について これまで決定したことの説明 など 都合がつく方は、ぜひご参加ください。 また、発表してくださる方も募集中です。

夏の研究会に関するお知らせ

現段階で決まっていることをお知らせします。 ○日時 2010年8月22日(日) (予備日は21日だが、なるべく22日実施) →理由としては、土曜より日曜の方が休みがとりやすい(部活など) 初任研とも重ならず、夏休み期間に発表等の準備もできる。 ○内容 1.…

ブログを作成しました。

情報公開の一環として研究会のブログを作成しました。よろしくお願いします。 それで書きこむ際の注意事項です。 現在、投稿に関して管理運営者以外は、メールでの投稿に限定しています(特に知りたいという方があれば連絡ください。お教えします)。そのた…