西川純『実証的教育学研究の技法』(大学教育出版 1999)

こんにちは、吉田です。どうぞ、よろしくおねがいいたします。


この本は、教育学の研究方法をわかりやすく具体的に解説しているものです。著者の専門が理科教育学ということで、事例は理科がほとんどですが、どの分野にも通ずることが書かれています。

社会科教育ではあまりなじみのない統計分析についてもわかりやすく書かれています。

なぜ先行研究を参照する必要があるのか、論文での言い回し(「大切」→「重要」)、口頭発表のコツ、指導教官とのつきあい方など、他の類書にはあまりない内容もあり、これから論文を書くという方にオススメです。